1室 日本画

展示中

特集 日本美術院

7月3日(水)~ 8月5日(月)

東京美術学校で橋本雅邦に学んだ
横山大観、菱田春草、下村観山らは、明治31(1898)年に
岡倉天心を中心として日本美術院を創設します。
日本画の革新に取り組んだ彼らは、
東洋の伝統から同時代の西洋の潮流に及ぶ、広い視野で
技法や表現を展開しました。
天心没後の大正3(1914)年に院展を再興すると、
俊英たちが集う在野の団体として、前衛的な活動を行い、現在まで続いています。
当館の所蔵品から日本美術院の作家を紹介します。

◆ギャラリートーク 7月14日(日) 14:00~

橋本雅邦《四季花鳥図》1877(明治10)年

橋本雅邦《四季花鳥図》1877(明治10)年

次回展示

人物画・静物画

8月7日(水)~ 9月16日(月・祝)

人物と静物を題材にした作品を集め、作家による個性を楽しむ内容です。同時期に企画展で
紹介する小倉遊亀はこれらの題材をとくに描いているので、構図や表現の違いが見どころです。

◆ギャラリートーク 8月24日(土) 14:00~

1室 洋画

展示中

島根ゆかりの洋画家たち

4月18日(木)~8月5日(月)

今回は生誕120年を迎えた小泉清をはじめ島根ゆかりの画家たちを紹介します。島根の洋画黎明期の立役者である小豆澤碧湖や堀櫟山、明治期にイギリスに渡り肖像画家として名をはせた石橋和訓など島根の洋画史を語る上で欠かせない画家たちの作品をお楽しみください。

◆ギャラリートーク 7月6日(土)14:00~(約30分)

小泉 清《立裸婦》1955-60(昭和30-35)年

小泉 清《立裸婦》1955-60(昭和30-35)年

1室 西洋絵画

展示中

フランス近代絵画の世界へようこそ

4月18日(木)~8月5日(月)

当館は、19世紀から20世紀にかけてのフランス絵画を中心に西洋絵画を収集しています。この時代、フランスではロマン主義、レアリスム、印象主義、ポスト印象主義、象徴主義、キュビズム、フォーヴィスムなど、さまざまな主義・流派が生まれました。

画家たちが華やかに活躍した「芸術の都パリ」の雰囲気を感じていただければ幸いです。

◆ギャラリートーク 6月9日(日)14:00~

クロード・モネ《アヴァルの門》1886年

クロード・モネ《アヴァルの門》1886年

2室 版画

展示中

北斎が描いた富士

6月19日(水)~7月22日(月)

北斎の《冨嶽三十六景》は富士山を主題とした揃物で、北斎は多彩な富士の姿を描き分けました。本展はこの名高い揃物と併せて、北斎が富士図の集大成として発表した『富嶽百景』全三編を紹介します。

 

葛飾北斎『富嶽百景 二編』1835(天保6)年(永田コレクション)

葛飾北斎『富嶽百景 二編』1835(天保6)年(永田コレクション)

次回展示

北斎の絵手本

7月24日(水)~8月26日(月)

 

3室 工芸

展示中

郷土の焼きもの

7月3日(水)~10月14日(月・祝)

出雲焼と呼ばれ藩の雅陶を焼いた楽山焼と布志名焼をはじめ、久村焼や意東焼、塩谷焼など郷土の窯で作られた様々な焼きものを展示します。

  ◆ギャラリートーク     8月31日(土)14:00~

     ◆てのひらワークショップ  7月18日(木)10:30~ 未就学児と保護者を中心に
                7月20日(土)14:00~ 小学生以上を中心に

 

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《久村焼 染付菊唐草文徳利》江戸時代後期

《久村焼 染付菊唐草文徳利》江戸時代後期

4室 写真

展示中

ピクトリアリスム

5月16日(木)~8月18日(日)

絵画に憧れた写真「ピクトリアリスム」と呼ばれるこの動きは、イギリス、フランス、オーストリア、アメリカと広がっていきました。19世紀の写真コレクション約120点で紹介します。

◆ギャラリートーク 7月15日(月・祝) 14:00~

ジュリア・マーガレット・キャメロン《フローレンス》1872年

ジュリア・マーガレット・キャメロン《フローレンス》1872年

5室 彫刻・小企画

展示中

戸谷成雄《森Ⅶ》・遠藤利克《エピタフー円筒状の》

5月23日(木)~8月19日(月)

彫刻の問題を概念的に掘り下げ、ライフワークとして「〈森〉シリーズ」を制作する戸谷成雄(1947-)。自然の原初的な物質を用いたシンプルで力強い作品を特徴とする遠藤利克(1950-)。現代彫刻を代表する二人の作品をご紹介します。

◆ギャラリートーク 6月23日(日) 14:00~

学芸員の一押し

遠藤利克《エピタフー円筒状の》

1990(平成2)年

遠藤利克は、おもに木や水、あるいは火を用いて、簡潔な形態の彫刻を制作している作家である。 安定したもの、安定した状態を表現したいという遠藤は、円環を「極めて安定した形」とし て、数多く作品化しており、この作品はその一連の作品群の内の一つである。3メートルの 高さを持つこの巨大な円環状の物体は、磁石のコイルに擬してつくられており、それを見つ める者を引きずり込むような力を秘めている。また、木や、その表面に痕跡を残す火を、 これ以上還元できない安定した物質として、さらには「大地と直結する物質」として捉え、 素材としている。単純な形態であるにもかかわらず、ミニマルアートの作品と一線を画 しているのは、作家が選んできた素材の力強さによるものだろう。 木は黒々を焼かれることでその物質感をますますあらわにし、火は木の表面にしっかりと 跡を残している。これらは、なんの象徴的機能も持たない「本質的」あるいは「原始的」 な要素そのものとして見る者の前に投げ出されているのである。 撮影:山本 糾

戸谷成雄《森Ⅶ》1993(平成5)年

戸谷成雄《森Ⅶ》1993(平成5)年