観覧料 | 当日券 | 前売券 | |
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企画展 | 企画展・コレクション展セット | 企画展・コレクション展セット | |
一般 | 1,000(800)円 | 1,150(920)円 | 900円 |
大学生 | 600(450)円 | 700(530)円 | ---- |
小中高生 | 300(250)円 | 300(250)円 | ---- |
※ ( )内は20名以上の団体料金
※ 小中高生の学校教育活動での観覧は無料
※ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、及びその付添の方は観覧無料
※ ミュージアム・パスポートでご覧いただけます
※ 前売券は、ローソン各店(Lコード62145)、チケットぴあ窓口(Pコード769-621)、セブンチケット及び、
各プレイガイドにてお求めになれます(5/28~8/26まで販売)
主 催 : 島根県立美術館、日本海テレビ、NHK松江放送局、NHKプラネット中国、SPSしまね
監 修 : 國賀由美子(大谷大学文学部教授)
特別協力 : 滋賀県立近代美術館
協 力 : 公益財団法人日本美術院
制作協力 : NHKプロモーション
◆毎週木曜日の午前中は「かぞくの時間」(こどもといっしょの鑑賞優先時間など)を実施しています。
【ご案内 : 展示室内の気温について】
企画展示室内は、作品保護のため温湿度を一定に保っております。
外気との温度差により展示室内が寒く感じられることがございますので、ご心配な方は冷房対策用の上着等を
ご用意されることをお勧めいたします。 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
◆前期展示作品【 6/28(金)~7/29(月)】
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小倉遊亀《受洗を謳う》1936(昭和11)年 | 小倉遊亀《娘》1951(昭和26)年 | 小倉遊亀《家族達》1958(昭和33)年 | ||
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北野恒富《鏡の前》 1915(大正4)年 |
速水御舟《洛北修学院村》 1918(大正7)年(展示は 7月13日(土)まで) |
安田靫彦《飛鳥の春の額田王》 1964(昭和39)年 |
安田靫彦《卑弥呼》 1968(昭和43)年 |
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小林古径《竹取物語 難破》1917(大正6)年 | ||||||
◆半期で巻替の作品
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冨田溪仙《宇治川之巻 木幡》1915(大正4)年 |
◆後期展示作品【 7/31(水)~8/26(月)】
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小倉遊亀《葡萄》1959(昭和34)年 | 小倉遊亀《紅梅白壷》1971(昭和46)年 | 小倉遊亀《聴く》1974(昭和49)年 | ||
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速水御舟《菊花図》1921(大正10)年 個人蔵(滋賀県立近代美術館寄託) | ||
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横山大観《洛中洛外雨十題 八幡緑雨》1919(大正8)年 | 菱田春草《落葉》1909(明治42)年 | |||
今村紫紅《箱根山》1912(明治45)年 | ||||
女性初の日本美術院同人で、文化勲章を受章した小倉遊亀(1895-2000)。
家族や子供、または裸婦を含めた人物画、そして静物画をよく描きました。
対象の本質を捉えようとする理知的造形が魅力で、個々の持つぬくもりを感じさせる独自の視点を確立しています。
本展では、遊亀の画業を紹介するとともに、師の安田靫彦をはじめとして、横山大観、菱田春草、
今村紫紅、速水御舟、小茂田青樹、小林古径、前田青邨ら院展の仲間の、時代を切り開いた優作が一堂に会します。
滋賀県立近代美術館が所蔵する粋(すい)であるこれらは、日本画を語る上で欠かせない作品群であることは間違いなく、
まとまって見られる貴重な機会となります。 ※所蔵表記のない作品はすべて滋賀県立近代美術館所蔵
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小倉遊亀の師匠は院展の安田靫彦で、同世代には速水御舟や小茂田青樹、 |
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日本美術院 は、明治31(1898)年に岡倉天心らによって創設されます。
東京美術学校で校長岡倉天心の教えを受けた、横山大観、菱田春草、下村観山らは、
グローバルな視点をもつ天心に導かれ、新たな日本画を模索していました。
学校騒動により天心が学校を去ると、彼らも連盟して辞職します。
天心をリーダーに仰ぎ、より高度な研究と制作の場を目指したのが日本美術院でした。
同年、発表の場として開催した展覧会 院展 は、現在まで続く在野の展覧会であり、
名作が発表されました。天心が没すると、大正3(1914)年に院展は 再興 されます。
初期のメンバーに加え、若手の実力派である今村紫紅や安田靫彦らも、美術院の理念に
影響を受けて参加します。以後、さらに自由で革新的な表現を追求する場となりました。
その組織は 同人(どうにん) らが中心となり、展覧会や研究会の運営、審査をしています。
研究会員のうち院展に3回入選すると、院友に推挙されます。さらに入選や受賞の回数を経て、
無鑑査の適用を得るとともに、そのなかから人格と芸術を重視して選考されるのが同人候補であり、
同人全員による推薦投票を受けて決定するとされます。
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展覧会期間中のみのお取り扱いになります。
関連展示 要コレクション展観覧料
① 特集 日本美術院 7/3(水)~8/5(月)
【会 場】 コレクション展示室1
【内 容】 東京美術学校で橋本雅邦に学んだ横山大観、菱田春草、下村観山らは、明治31(1898)年に
岡倉天心を中心として日本美術院を創設します。日本画の革新に取り組んだ彼らは、東洋の
伝統から同時代の西洋の潮流に及ぶ、広い視野で技法や表現を展開しました。
天心没後の大正3(1914)年に院展を再興すると、俊英たちが集う在野の団体として、
前衛的な活動を行い、現在まで続いています。
当館の所蔵品から日本美術院の作家を紹介します。
② 物画・静物画 8/7(水)~9/16(月・祝)
【会 場】 コレクション展示室1
【内 容】 人物と静物を題材にした作品を集め、作家による個性を楽しむ内容です。同時期に企画展で
紹介する小倉遊亀はこれらの題材をとくに描いているので、構図や表現の違いが見どころです。
当館の所蔵品から日本美術院の作家を紹介します。
展覧会へお寄せいただいたアンケートの中から、一部ではありますがお客様の声をお届けします。
■ すみずみまで、きれいにかけていた。(松江市・10歳)
■ 何回見ても良い。(鳥取県・70歳・男性)
■ 小倉遊亀展はとてもよかった。彼女の素晴らしさが絵をみてよくわかった。(鳥取県・66歳・男性)
■ 日本画の素晴らしさをあらためて認識した。(鳥取県・58歳・男性)
■ 作品がたくさんあって楽しかったです。(松江市・11歳)
■ 小倉遊亀さんの画が好きなのでたくさんの作品を観ることができてよかった。
その他の画家の方たちの作品も魅力的でした。(鳥取県・53歳・女性)
■ あさがおのえがきれいでした。(鳥取県・6歳)
■ 日本画のもつ優美さを感じられた。(松江市・66歳・女性)
■ この企画展で初めて小倉遊亀氏を知り、とてもすてきな繊細な絵画でした。(松江市・42歳・女性)
■ 小倉遊亀を楽しみに来たので、絵にふれられ感動した。滋賀県立美術館でみて2回目だがよかった。(松江市・70歳・男性)
■ 今回のはいつもと経路が違い、また、新鮮でした。(松江市・40歳・女性)
■ 日本画はあまり好きではなかったのですが、いい作品がいろいろあってよかったです。(広島県・52歳・女性)
■ とても綺麗な作品で感動しました。(松江市・28歳・男性)