小倉遊亀と院展の画家たち展 滋賀県立近代美術館所蔵作品による

小倉遊亀と院展の画家たち展  滋賀県立近代美術館所蔵作品による
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概要

モダンで理知的な造形が魅力の女性画家・小倉遊亀とともに、師の安田靫彦ほか、横山大観、菱田春草、速水御舟、小林古径、前田青邨ら院展の俊英画家を、滋賀県立近代美術館の名品で紹介する、またとない機会です。
会 期
2019年6月28日(金) ~ 8月26日(月)※会期中展示替があります
開館時間
10:00~日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
休館日
火曜日(ただし8月13日は開館)
観覧料 当日券 前売券
企画展 企画展・コレクション展セット 企画展・コレクション展セット
一般 1,000(800)円 1,150(920)円 900円
大学生 600(450)円 700(530)円 ----
小中高生 300(250)円 300(250)円 ----

※ ( )内は20名以上の団体料金
※ 小中高生の学校教育活動での観覧は無料
※ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、及びその付添の方は観覧無料
※ ミュージアム・パスポートでご覧いただけます
※ 前売券は、ローソン各店(Lコード62145)、チケットぴあ窓口(Pコード769-621)、セブンチケット及び、
  各プレイガイドにてお求めになれます(5/28~8/26まで販売)
 


主  催 :  島根県立美術館、日本海テレビ、NHK松江放送局、NHKプラネット中国、SPSしまね
監  修 :  國賀由美子(大谷大学文学部教授)
特別協力 :  滋賀県立近代美術館
協  力 :  公益財団法人日本美術院
制作協力 :  NHKプロモーション

◆毎週木曜日の午前中は「かぞくの時間」(こどもといっしょの鑑賞優先時間など)を実施しています。

> 展覧会チラシ(PDF)

主な出品作品

◆前期展示作品【 6/28(金)~7/29(月)】

作品画像・小倉遊亀《受洗を謳う》   作品画像・小倉遊亀《娘》   作品画像・小倉遊亀《家族達》1958年(昭和33)年
小倉遊亀《受洗を謳う》1936(昭和11)年   小倉遊亀《娘》1951(昭和26)年   小倉遊亀《家族達》1958(昭和33)年
         
         
作品画像・北野恒富《鏡の前》   作品画像・速水御舟《洛北修学院村》   作品画像・安田靫彦《飛鳥の春の額田王》   作品画像・安田靫彦《卑弥呼》
北野恒富《鏡の前》
1915(大正4)年
  速水御舟《洛北修学院村》
1918(大正7)年(展示は 7月13日(土)まで)
  安田靫彦《飛鳥の春の額田王》
1964(昭和39)年
  安田靫彦《卑弥呼》
1968(昭和43)年
             
             
             
作品画像・小林古径《竹取物語 難破》
小林古径《竹取物語 難破》1917(大正6)年    
     
     

◆半期で巻替の作品

作品画像・冨田渓仙《宇治川之巻 木幡》
冨田溪仙《宇治川之巻 木幡》1915(大正4)年
 
 


◆後期展示作品【 7/31(水)~8/26(月)】

作品画像・小倉遊亀《葡萄》   作品画像・小倉遊亀《紅梅白壷》   作品画像・小倉遊亀《聴く》
小倉遊亀《葡萄》1959(昭和34)年   小倉遊亀《紅梅白壷》1971(昭和46)年   小倉遊亀《聴く》1974(昭和49)年
         
         
作品画像・速水御舟《菊花図》・左側   作品画像・速水御舟《菊花図》・右側
速水御舟《菊花図》1921(大正10)年 個人蔵(滋賀県立近代美術館寄託)
     
     
作品画像・横山大観《洛中洛外雨十題 八幡緑雨》1   作品画像・菱田春草《落葉》   作品画像・今村紫紅《箱根山》
横山大観《洛中洛外雨十題 八幡緑雨》1919(大正8)年 菱田春草《落葉》1909(明治42)年
    今村紫紅《箱根山》1912(明治45)年
         
         


女性初の日本美術院同人で、文化勲章を受章した小倉遊亀(1895-2000)。
家族や子供、または裸婦を含めた人物画、そして静物画をよく描きました。
対象の本質を捉えようとする理知的造形が魅力で、個々の持つぬくもりを感じさせる独自の視点を確立しています。
本展では、遊亀の画業を紹介するとともに、師の安田靫彦をはじめとして、横山大観、菱田春草、
今村紫紅、速水御舟、小茂田青樹、小林古径、前田青邨ら院展の仲間の、時代を切り開いた優作が一堂に会します。
滋賀県立近代美術館が所蔵する粋(すい)であるこれらは、日本画を語る上で欠かせない作品群であることは間違いなく、
まとまって見られる貴重な機会となります。   ※所蔵表記のない作品はすべて滋賀県立近代美術館所蔵
 

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日本美術院創立期の横山大観や菱田春草、下村観山らの活躍、
さらに岡倉天心没後に再興された院展を担う、
今村紫紅と安田靫彦の明治期から大正期の作品を紹介。
明治期の歴史画流行のなかで、
独自のスタイルを目指して実力を育んでゆく様子が見られる。

 

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小倉遊亀の師匠は院展の安田靫彦で、同世代には速水御舟や小茂田青樹、
小林古径、中村岳陵らがいた。
特に御舟の細密描写は大きな影響を与えた。
遊亀の初期作も写実的な表現である。
次第に作風を変化させ、フォルムと配置で動きを表す、にぎやかな
遊亀ならではの作品世界が生み出されてゆく。

 

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昭和初期から戦後にかけて、院展の豊かな試みを紹介する。
関西から院展に参加した冨田溪仙の個性、
さらに安田靫彦らの歴史画に
見られる美しい描線は、
古典主義として時代の様式ともなった。

 

日本美術院とは?

日本美術院 は、明治31(1898)年に岡倉天心らによって創設されます。
東京美術学校で校長岡倉天心の教えを受けた、横山大観、菱田春草、下村観山らは、
グローバルな視点をもつ天心に導かれ、新たな日本画を模索していました。
学校騒動により天心が学校を去ると、彼らも連盟して辞職します。
天心をリーダーに仰ぎ、より高度な研究と制作の場を目指したのが日本美術院でした。

同年、発表の場として開催した展覧会 院展 は、現在まで続く在野の展覧会であり、
名作が発表されました。天心が没すると、大正3(1914)年に院展は 再興 されます。
初期のメンバーに加え、若手の実力派である今村紫紅や安田靫彦らも、美術院の理念に
影響を受けて参加します。以後、さらに自由で革新的な表現を追求する場となりました。

その組織は 同人(どうにん) らが中心となり、展覧会や研究会の運営、審査をしています。
研究会員のうち院展に3回入選すると、院友に推挙されます。さらに入選や受賞の回数を経て、
無鑑査の適用を得るとともに、そのなかから人格と芸術を重視して選考されるのが同人候補であり、
同人全員による推薦投票を受けて決定するとされます。

関連イベント

  要企画展観覧料 

オープニングギャラリートーク
 
【講 師】 大原由佳子(滋賀県立近代美術館学芸員)
 
【日 時】 6月28日(金) 10:00~(約60分)
 
【会 場】 企画展示室  
 

 聴講無料   当日先着順 

記念講演会「小倉遊亀と滋賀県立近代美術館」
     
【講 師】 國賀由美子(本展監修者、大谷大学教授、元滋賀県立近代美術館専門学芸員)
 
【日 時】 8月18日(日) 14:00~(13:30開場/約90分)
 
【会 場】 美術館ホール(190席)
 

  要企画展観覧料 

ギャラリートーク
 
【日 時】 6月29日(土)・7月13日(土)・7月21日(日)・8月17日(土)

      各日14:00~(約60分)
 
【会 場】 企画展示室  
 

 鑑賞無料   当日先着順 

美術館キネマ「ココ・アヴァン・シャネル」(2009年/フランス)
 
【日 時】 6月30日(日)  ①10:30~(吹替) ②14:00~(字幕)(各回30分前開場/上映時間約110分)
 
【会 場】 美術館ホール(190席)
 

 要入場料    ※ 当日券あり ※6/26(水)に当日券情報を追記いたしました。

七夕講談会

展示作品にちなむ天武天皇・額田王ほか  

【日  時】 7月7日(日)14:00~ (13:30開場/約60分)  
 
【出  演】 神田 蘭
 
【会  場】 美術館ホール(190席/全席指定)
              
【料  金】  1,000円 ※未就学児はひざ上無料
 
【購入方法】 5月1日(水・祝)10:00より前売券発売開始

        1階、総合受付にて販売いたします。

         前売券購入に関するお問合せは、お電話にて承ります。

       【お問合せ】島根県立美術館 TEL:0852 - 55 - 4700 
 
七夕講談会_出演者の画像
 

 聴講無料   当日先着順 

美術講座
     
【講 師】 田野葉月(当館主任学芸員)
 
【日 時】 7月27日(土) 14:00~(13:30開場/約90分)
 
【会 場】 美術館講義室(40席)
 
 

 参加無料   要事前申込 

夏休みアート体験2019「石膏でチャレンジ!モダン建築をつくろう」  ※6/23(日)に内容を更新いたしました。

粘土とプラスチック板で作った型枠に石膏を流し込み、自分だけのモダンな建築模型を作ります。 
 
     
【日 時】 8月10日(土)・11日(日・祝)・12日(月・振休)

        ①10:15~ ②14:00~(各日2回 計6回実施/各回約120分)
 
夏休みアート体験2019(島根大学)作品イメージ
夏休みアート作品2019
作品イメージ
【会 場】 美術館アートスタジオ(各回12名)
 
【対 象】 どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
 

■申込方法    ※Eメールのみの受付です。

 件名にイベント名「夏休みアート体験」を明記の上、

   ①氏名(ふりがな)・年齢、②住所、③電話番号、

 ④希望回(第2希望まで可)を書き、下記申込先へお申し込み

       ください。


 【申込先】  sam@pref.shimane.lg.jp

 【申込締切】 7月23日(火)

 【参加通知】 7月27日(土)までに返信をお送りいたします。
        
        ご応募の際は@pref.shimane.lg.jpを受信できるように設定をお願いいたします。

ーーーーー
  ※お申込多数の場合は抽選となります。

  ※当選者の発表は、参加通知の送付をもってかえさせていただきます。

  ※定員に満たない場合は、締切日以降でもお申込みを受付ける場合がございます。

  ※お客様の個人情報は、当ワークショップの運営以外には利用いたしません。


 【企画協力】 島根大学教育学部美術教育専攻
 

  要企画展観覧料 

サンセットギャラリートーク(夕方おこなう作品解説)
 
【日 時】 8月13日(火)16:30~(約60分)
 
【会 場】 企画展示室  
 

 要企画展観覧料 

しまび×グラントワ カラフルでにぎやかな夏  ふたつ見て、もらおう。

企画展「小倉遊亀と院展の画家たち」と猪熊弦一郎展「いのくまさん」の両方をご覧になった方に

うれしいプレゼントを差し上げます。

企画展入口にてスタンプカードの配布、または押印いたします。
 
     
【期 間】 7月13日(土)~9月1日(日)

      ※当館でのカード配布は6月28日から、プレゼントのお渡しは8月26日まで

 
 
 島根県立石見美術館(グラントワ)企画展

 猪熊弦一郎展「いのくまさん」【 7月13日(土)~9月1日(日)】(外部サイト)
 

お知らせ

図録販売のご案内

図録_小倉遊亀と院展の画家たち展2019
予定販売価格:2400円(税込)
 
※6月28日(金)より販売開始

 

 

関連展示   要コレクション展観覧料 

 

関連展示
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特集 日本美術院

7月3日(水)ー
8月5日(月)

会場 展示室1

要コレクション展
観覧料

菱田春草   
《秋景(溪山紅葉)》
1899(明治32)年  
島根県立美術館所蔵  

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東京美術学校で橋本雅邦に学んだ
横山大観、菱田春草、下村観山らは、明治31(1898)年に
岡倉天心を中心として日本美術院を創設します。
日本画の革新に取り組んだ彼らは、
東洋の伝統から同時代の西洋の潮流に及ぶ、広い視野で
技法や表現を展開しました。
天心没後の大正3(1914)年に院展を再興すると、
俊英たちが集う在野の団体として、前衛的な活動を行い、現在まで続いています。
当館の所蔵品から日本美術院の作家を紹介します。


 

関連展示
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人物画・静物画

8月7日(水)ー
9月16日(月・祝)

会場 展示室1

要コレクション展
観覧料

橋本明治   
《鏡の前》
1946(昭和21)年  
島根県立美術館所蔵  

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小倉遊亀はとくに人物画と静物画を多く描いています。
学生時代に図画と日本史の教授から多くを学び、
法隆寺金堂壁画の仏像を見て、
このような上品な裸体が描けるようになりたいと思いました。
古典を踏まえながら、日常の心がけや生活態度が、
遊亀の目を通して作品に現れると考え、それを磨こうとしたのです。
当館の所蔵品から、他の作家による同じような題材を取りあげ、
描き方の違いを楽しむ内容です。


 

お得な割引券

プリントアウトして美術館総合受付までお持ちください。

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